ネタバレは避けた 17年ぶりにクレヨンしんちゃんの映画を見に行った。 理由は、レンタルビデオ屋に立ち寄ったときにたまたま広告が目に入ったからである。 俺の中の映画クレヨンしんちゃんといえば、「オトナ帝国の逆襲」を筆頭とする感動系であり、本来の強みであるしょーもなギャグ系を求めていた俺は、久々にこれだ!と直感した。(実際のところ、ここ10年で随分改善されてきたようである) クレヨンしんちゃん+しょーもなギャグ+ミステリー、面白くないわけがないと思った。 感想を一言でいうと、期待通りの名作。 俺はアニメ映画を好まなくて、理由としてはオリジナルキャラクターが目立ちすぎることが挙げられる。メインキャラクター以外の存在感が消え、作品の魅力が半減したように感じるからだ。ハンバーグばかりじゃ胃もたれしてしまうのである。 今作はかすかべ防衛隊と深く関わるオリキャラを一人ずつ配置し、目立ちすぎでもなく、それでいてちゃんと本筋に関わるように描かれていたし、それによって、しんちゃん、風間くん以外の3人もより強く印象付けられた。 しんちゃん(というか風間くん以外の4人)と風間くんのかすかべ防衛隊に対する思い入れの差から生まれた対比関係もわかりやすくてよかった。4人がおそらく同じ公立の小学校に進学するのに対し、風間くんは私立の小学校に進学することが確実であり、この5人で一緒にいられるのも幼稚園まで。唯一離れてしまう風間くんの思い入れが強いのも当然である。ネタバレになるので詳しい言及は避けるが、原作でもなんとなく描かれていた部分がしっかり描写されていて原作ファンとしても満足だった。 クレヨンしんちゃんファンなら間違いなく行くべきだし、ファンじゃなくても見て損はない作品だと思う。 某名探偵映画も見習ってほしいものだ。人気キャラだけにスポットを当てるのはまだしも少年探偵団などが毎回のようにヘイト枠になるのはいたたまれないものがある。売上を見るとその路線が正しいのだろうが、あまり見に行こうとは思わない。 あと、なんとなくキルラキルが見たくなった。路線としては近しい。