採点方法の倍率
打線:3.0
守備:2.0
投手:5.0(先発とリリーフの兼ね合いによるため)
太字は、期待の若手、赤太字は新入団
1位 広島東洋カープ 83
投手 8.0
先発
大瀬良、ジョンソン、九里、岡田、野村、中村祐、薮田、島内颯、菊池保、高橋樹(左)
リリーフ
中崎、一岡、アドゥワ誠、フランスア、今村、レグナルト(左)、ローレンス
打線 9.0 守備 8.0
希望開幕スタメン
中 野間
右 鈴木誠
三 西川龍
一 バティスタ/メヒア
左 松山/長野
左 松山/長野
捕 會澤
遊 田中広
二 菊池涼
投 大瀬良
控え
安倍、下水流、堂林、石原、小窪、桒原(内)、坂倉(捕)、髙橋大(外)、曽根(内)
総評
3連覇を達成したものの、一方で、この黄金期において、日本一を未だ達成することができていない
去年と比べると、MVPの丸がFAで移籍、リリーフの軸であったジャクソンが退団、功労者の新井が引退した一方で、ドラフトの新人に加え、新外国人を2人獲った
投手は、2016年、2017年に比べると、かなり不安の残るシーズンになってしまった
先発で言えば、大瀬良は最多勝、最高勝率を獲得、エースと言ってもいい活躍を見せ、ジョンソンは1年を通じてローテーションを守りきったが、岡田、野村、九里は不安定な投球が散見され、2017年勝ち頭であった薮田に至っては、2勝に終わってしまった
毎年のように、前田健太、黒田博樹などが退団してしまった影響はあるものの、大瀬良を除き、早々と先発が降板し、リリーフに負担がかかってしまう展開が見られた
そのリリーフも、フランスアとアドゥワの台頭はあったものの、中崎、一岡、ジャクソンは過去に比べるとピリッとせず、今村に至っては勝ちパターンとして起用できるかも怪しいレベルであった
それでも8.0をあげたのは、他球団に比べればマシという悲しい事実と、今シーズンが去年と比べて、2010年以来久々の打高シーズンであったことも踏まえている
救世主となりえるのは、ドラフト2位指名の島内楓、高橋昂、高橋樹、レグナルト、ローレンス、このあたりだろうか
広島は、野手もそうだが、投手も全体的に若く、九里、岡田の上積みも期待できる(岡田はちょっと怪しいかな…?)
野手は、MVPを獲得した丸が離脱したものの、依然として強力な布陣であることは間違いない
今年好成績を残した野間、西川であったり、2軍で好成績を残した坂倉であったり、控え選手の予想では入れなかったものの、2018年1位の小園、2017年1位の中村奨成が控えている
さらに、人的補償で長野を獲得した
巨人が放出した理由は不明であるが、春以外の長野は悪くなく、選手層の厚い広島であれば、休ませながら使うことも容易であるため、結構いい補強である
さらに、人的補償で長野を獲得した
巨人が放出した理由は不明であるが、春以外の長野は悪くなく、選手層の厚い広島であれば、休ませながら使うことも容易であるため、結構いい補強である
2019年というシーズンだけで見れば、丸の離脱は痛手となるかもしれないが、期待の若手の多さも12球団屈指であり、当分心配することはないだろう(菊池のメジャー移籍が噂されているが…)
キー選手は、松山、西川、野間を挙げておく
総合的に見ると、丸が離脱した分、去年に比べたら劣る、ただ依然としてリーグトップクラスということには変わりないので、この順位
2位 東京ヤクルトスワローズ 78
投手 8.0
先発
ブキャナン、小川、原、石川、スアレス(新外国人)、清水(2018年ドラフト1位)、坂本光(2018年ドラフト5位)、 高橋奎(2015年ドラフト3位、左)、山中、館山、高梨(ハムからトレード)、寺原(ソフトバンクから獲得)、星
リリーフ
近藤、石山、中尾、風張、ハフ、梅野(2016年ドラフト3位)、大下(2017年ドラフト2位)、五十嵐(ソフトバンクから復帰)、マクガフ(新外国人)、久保拓(2018年ドラフト7位)
打線 8.0 守備 7.0
希望開幕スタメン
一 坂口
右 青木
二 山田
左 バレンティン
右 雄平
三 大引
遊 西浦
捕 中村悠
投 小川
控え
藤井亮、上田、畠山、川端、奥村、田代、荒木、廣岡、宮本丈(内野、2017年ドラフト6位)、村上(2017年ドラフト1位)、太田賢(ハムからトレード)、中山翔(内野、2018年ドラフト2位)、塩見(外野、2017年ドラフト4位)、西田
総評
一昨年の96敗から一転、2位へと躍進した
要因は、例年に比べれば怪我人が少なかったこと、復帰した青木が精神的支柱として働いたこと、いろいろあるが、決してフロックではないなと感じた
このチーム、2014年の印象をずっと引きずっていて、野手のチーム、投手はボロボロといった印象があったが、こうして真面目に調べてみると、思いの外、投手は揃っていて、野手がちょっと危ないチームだな、と思う
先発は、ブキャナン、小川、原の3人はリーグ屈指、後半戦結果を残した高橋奎、ハムから獲得した高梨、これだけ見ても悪くないし、そこに、新外国人のスアレスやドラフト1位の清水、ベテランの石川や館山らが控えるというなかなかの布陣である
リリーフも、守護神石山、復活を遂げた近藤、そこに中尾、風張、ハフなどが続く、こうしてみると、セリーグでも、広島や阪神に次ぐレベルの選手が揃っているといっていいだろう、梅野という有望株もいる
予め言っておくが、原はかなりの成績を残すのではないかと睨んでいる、後半戦の彼、正直言って打てる気がしなかった
一方で、野手に関しては、例年どおりの代わり映えしないラインナップであり、3~4年前であれば、文句ないリーグ屈指の布陣と言い切ることができたが、そうはいっても、年齢の問題がある
去年は、青木の復帰によって、長年の青木の穴が埋まったものの、いくら彼がとんでもない選手とはいえ、衰えの日はやってくる
今のスタメンを見ても、これから5年後も今まで通りの成績を残してくれそうなのは、山田、中村悠平、躍進を期待するとすれば西浦、しかし、他の選手はどうだろうか
これだけのメンバーである、後進育成が滞るのも仕方がないところではあるが、これが悪い方向に出てしまったのが、山田とバレンティンと坂口以外誰もいなかった、2017年の惨状である
それだけに、村上、廣岡、中山、塩見、特に村上にかかる期待は大きい、1年目の高卒で、2軍とはいえ、あれだけの成績を残したのは、近年だと、筒香、中田、大田ぐらいなもので、筒香を筆頭に、大成しているといっていい(大田は思っていたのと違うが)
2位にヤクルトを置いたのは、リリーフの差と、思った以上に先発が良かった、あと、オフの補強がかなり的確だったと思う
ただ、もうそろそろ野手の若手が出てほしいところで、そういう意味では巨人とは対照的かもしれない、怪我人が続出しないことを祈る
キーマンは、原、村上
3位 読売ジャイアンツ 77.5
投手 7.5
先発
菅野、山口俊、田口、今村、畠、ヤングマン、メルセデス、野上、高田、大江、岩隈
リリーフ
クック、吉川光夫、宮國、高橋優、鍬原、池田、谷岡、中川、桜井、マシソン、上原、田原
打線 8.0 守備 8.0
希望開幕スタメン
右 陽岱鋼
中 丸
遊 坂本
三 岡本
左 ゲレーロ
一 ビヤヌエバ
二 吉川尚輝
捕 小林/炭谷
投 菅野
控え
阿部、田中俊、山本、亀井、重信、中島、松原、和田、吉川大、石川、北村など
総評
4年連続のV逸、雪辱に燃える巨人は、原監督が復帰、ビッグネームの獲得、数々の功労者の引退と放出など、オフシーズンを賑わせてきた
中でも、印象に残るのは、丸の獲得、内海と長野の放出だろう
日本では、タブーとされてきた、功労者の人的補償外し、これをいとも簡単にやってのけてしまった
これは、これからもFAでどんどん選手を獲るよという姿勢を見せる、そして、功労者だろうとなんだろうと、直近の実績如何ではプロテクトから外すよ、という無言のプレッシャーをかける、この2つの意図があったと思う
巨人フロント、というか原監督だってバカじゃない、人気者の内海、長野を外したらどういうことが起こるのか、ファンがどう思うのか、そんなことは承知の上でやっていることは間違いない、先程述べた意図というのは、推測の域は出ないものの、そこまで的外れではないだろう
原監督は、血の入れ替え、競争、といってことを好むのは、第二次原政権を知っているものからすれば、自明であろう
例としては、2005年オフの江藤放出、2006年オフの仁志トレード、2008年オフの二岡トレードである
正直、俺も10年以上巨人ファンをやっているわけで、出始めの頃から見てきた、内海と長野の放出に心が傷まなかったわけではないが、ファンを辞めるという気にはならなかった
前置きが長くなったが、投手と野手、それぞれ見ていこう
まず先発に関して、これはセリーグトップクラスであると胸を張って言えると思う、隔年傾向にある山口俊がどうなるかは不明だが、大エース菅野がいるというは非常に大きい
終盤復調傾向にあった田口、やっと目が出てきた今村、期待の持てる投球をしてくれたヤングマン、メルセデス、有望株の畠、大江、高田
おそらく、クックとビヤヌエバとゲレーロの開幕1軍はよほどのことがない限り確定的であろう、ヤングマンとメルセデス、どちらか片方しか起用できないのは残念である
問題はリリーフ、2017年はカミネロ、マシソン、ときどき田原頼み、2018年はマシソン頼み、そして2019年、手術明けのマシソンにそこまでの期待をかけることは難しいだろう、ともかく、信頼のできる選手が、誰一人としていないのである
去年は、ブルペンの運用に問題があった、とは、田原が契約更改で声高に叫んだことではあるが、確かに、おかしかった、というのも、好投した若手を連投させて調子を落とし2軍→1軍に上がってきた選手が好投→連投させて調子を落とし2軍、こんなことをずっと繰り返し、最終的には誰も残らなくなってしまった、先発として結果を残していた山口俊をわざわざリリーフに再転向させたのは、とても苦しかったと思う
今年から投手コーチがまるごと変わり、どうなっていくかはわからない、しかし、他のセリーグ5球団と比べても、リリーフに非常に問題を抱えているという点は変わらない
ドラフトで、社会人でも獲るのかなと思いきや、今年1軍で見れそうなのは、ドラフト1位の高橋優だけだろう、今年の優勝というよりは、来年以降を見据えているような気がした
野手に関しては、とうとう岡本という、坂本に次ぐ巨人を担う選手が現れ、吉川尚輝、重信、田中俊が結果を出し、和田や北村が2軍で好成績を残したことを考えれば、例年よりははるかに明るい見通しが立っている
開幕スタメンを見ても、待望の丸獲得により、松本哲也以降長年不在だった正センターがようやく埋まったといっていいだろう、左打者なのもとても大きい
他が駄目でも、坂本、丸は結果を残してくれるだろうし、岡本が確変だったとも考えにくい
陽、ゲレーロあたりに過度な期待をかけるべきではないが、ここがダメでも、代わりがいる、というのはとてもうれしいことである
去年、俺はセリーグ予想で、「由伸巨人は、ドラフトとオフの動きから察するに、ベテラン依存、頼りない中堅からの脱却を図ろうとしている」ということを述べたが、まさにその通りの1年となった
阿部が捕手から退いた2015年以降、巨人にはどこか陰鬱とした、希望の光が見えないようなシーズンが続いていたが、ようやく、といった感じである
野村克也の言葉を借りれば、去年は種植え、今年は水やり、花が咲くのは来年以降だろう、今年が勝負の年だとは思えない
4位 阪神タイガース 76.5
投手 8.5
先発
メッセンジャー、ガルシア、西、岩貞、秋山、小野、藤浪、才木、浜地、青柳、斉藤友(2018年ドラフト4位、右)、馬場、 高橋遥、岩田
リリーフ
桑原、岩崎、ドリス、ジョンソン(新外国人、右)、能見、藤川、望月、岡本、伊藤和、島本、高橋聡、石崎
打線 7.0 守備 6.5
希望開幕スタメン
二 糸原/上本
左 糸井
右 福留
一 マルテ
三 大山
遊 北條
中 近本/中谷
捕 梅野
投 メッセンジャー
控え
鳥谷、陽川、伊藤隼、植田、俊介、坂本、板山、ナバーロ、島田、木浪
総評
17年ぶりの最下位に終わり、監督も変わった
調べていて驚いたのだが、阪神の監督交代1年目のシーズンは、1985年の日本一に輝いた吉田監督を最後に、全員Bクラスに終わっている、また、2004~2008年の岡田監督を最後に、5年以上監督を務めた人がいない
金本監督は、ドラフトや起用を見ても、長期的に見たチームビルディングを行っており、3年で任期を終えるというのは不本意な形だったであろう
往々にして、阪神に限らず、監督交代の際において、方針が前任者と異なっていることは多い、もちろん、チームが低迷してからの、方針転換でチームを上向きさせようという意図はわかる
しかし、最下位に終わってしまったとはいえ、金本監督のチーム運用、特に若手重用は全く間違っていなかったと思うし、和田監督時代とは異なり、楽しみな若手がポンポン出てきている
矢野監督が、金本イズムを受け継ぐことができるのか、ここが大きなポイント
続いて細かい所、まずは投手を見ていこう
パット見でも、先発、リリーフともにリーグトップクラスといえる、9.0にしなかったのは、圧倒的な投手がいないこと、ちょっとベテランが多いこと、この2点
圧倒的な投手がいないとはいっても、メッセンジャー、ガルシア、西、秋山、岩貞の5人は非常に安定しているし、6人目で藤浪や小野、才木、高橋遥あたりを試せるのは今後を見据えるという意味でも大きい
リリーフに関しても、セリーグ屈指といっていいだろう、ジョンソンが外れであったとしても、残りの選手でカバーできる範疇ではある
一方で野手は、新加入のマルテ、ドラフト1位の近本あたりが主な新戦力であるが、それでもマルテや大山への負担が大きいラインナップである
脇を固めるという意味では、梅野、糸原、北條など、いい選手がいるものの、全体的に長打力不足が否めない
マルテ、大山の頑張り次第ではあるが、毎年の阪神の外国人野手を思い浮かべる限り、過度な期待は禁物であろう
投手は豊富に有望株が揃っており、野手に関しては、毎年出てきては消え、出てきては消えを繰り返しているとはいっても、糸原、大山、北條、梅野など、揃ってきてはいる
将来の見通しはそこまで暗くないとも言えるが、投手に外国人枠を割く傾向にある以上、優勝を目指すのであれば、和製大砲の台頭は必須であろう、大山以外期待が持てそうにないのが悲しいところではあるが…
5位 横浜DeNAベイスターズ 72.5
投手 6.5
先発
東、濱口、石田、今永、平良、京山、バリオス、飯塚、井納、上茶谷(2018年ドラフト1位、右)、大貫(2018年ドラフト3位、右)
リリーフ
山崎、砂田、三上、三嶋、バットン、エスコバー、笠井(2016年育成1位、右)、田村(2015年育成3位、右)
打線 8.0 守備 8.0
希望開幕スタメン
中 桑原将/神里
二 ソト
一 ロペス
左 筒香
三 宮崎
右 梶谷
遊 大和
捕 伊藤/嶺井/戸柱
投 井納
控え
倉本、柴田、中井、知野(2018年ドラフト6位、右の内野)、宮本、楠本、乙坂、細川、佐野
総評
一昨年は3位から、19年ぶりの日本シリーズと躍進したものの、2018年は、怪我人の続出、主力の不調などで3年ぶりのBクラスに沈んだ
目立った補強はドラフトのみ、支配下の新外国人の獲得はなし、後述するが、よくもわるくも先発次第となるだろう
まず投手に関して
リリーフに関しては、リーグ屈指と言ってもいいだろう、勤続疲労が不安視される選手も特におらず、怪我人が続出しない限りは、安牌といっていい
問題は先発である
まず、去年の新人王である東、一昨年結果を残した濱口が前途不明、本来ならエース格であるはずの今永が本来の姿とは程遠い姿を見せるなど、とにかく数が足りない
おそらく井納が先発に回るにせよ、広島、ヤクルト、巨人、阪神と比べて物足りないのは明らかであり、先発が試合を作れなければ、リリーフにつなぐこともできない
キーマンはドラフト1位の上茶谷とドラフト3位の大貫、去年結果を残した京山、飯塚、有望株の平良であろう
野手に関して
長年のウィークポイントであった二遊間に、昨年本塁打王を獲得したソトがセカンド、大和がショートを主に守ることで解消される部分はあるだろう、バックアップでは柴田や倉本が控えており、体力不足が目立つ、大和とうまく併用できるかがポイント
外野は梶谷がいつ復帰できるかが不安要素である、というか梶谷がいるといないとでは、打撃という意味でも、守備という意味でも大きく差が出る
控えの野手に関しては、細川の名前が上がることはあれ、これといった選手がいない、スタメンとの差が非常に激しい、とはいえ、選手層の問題は広島以外も抱えている
怪我人が出ないかどうか、梶谷がどうなるか、ここが大きなポイント
評価が低めになっているのは、やはり先発の枚数が足りないこと、本当に先発次第である、他の不確定要素が少ない、とも言えるが
野手に関しては、今が黄金期といってもいいが、もうそろそろ若手の有望株が出てきてほしいところではある
6位 中日ドラゴンズ 65
投手 5.0
先発
吉見、小笠原、笠原、柳、山井、小熊、大野、松坂、鈴木翔、藤嶋、勝野(2018年ドラフト3位、右)、石川、梅津(2018年ドラフト2位、右)、ロメロ(新入団、左)
リリーフ
鈴木、祖父江、佐藤、又吉、田島、福谷、岡田、福、ロドリゲス、R・マルティネス
打線 8.0 守備 8.0
希望開幕スタメン
右 平田
左 アルモンテ
中 大島
一 ビシエド
三 福田
二 高橋周
遊 京田
捕 大野
投 小笠原
控え
亀山、木下、杉山、阿部、石川、堂上、モヤ、遠藤、モヤ、松井佑、友永、滝野(ドラフト6位、右)
総評
打線の健闘むなしく、6年連続でBクラスで終わってしまった
オフにはエース格だったガルシアが流出してしまい、代わりにロメロを獲得したものの、やはり他球団と比べても、戦力不足感が否めない
一方で、根尾という将来のスター候補生の獲得には成功している
大きく穴となっているのは投手、特に先発はよくない
もともと足りなかったところに、去年ある程度働いた松坂がアクシデントで復帰時期未定、期待の藤嶋も血行障害で長期離脱
小笠原、笠原という将来のエース候補はいるものの、彼らが1番手、2番手にならざるをえないのは非常に厳しい
新加入の勝野や梅津、ロメロを込みでも根本的に枚数が足りない
リリーフは先発と比べればマシ、とはいいつつも、鈴木と佐藤、祖父江がそこそこやるかな程度であり、巨人と同レベルだと思う、リーグワーストクラス
一方で、野手のスタメンに関しては、平田がWAR芸人からの脱却、ビシエドが完全に日本球界に適応、アルモンテも来日1年目にしていい成績を残し、高橋周平や福田がある程度モノになりつつあるということを踏まえれば、リーグトップクラスといってもいいだろう
ただ、京田が1年目と比べて成績を落としており、大島もそろそろといった年齢に差し掛かっている、捕手に関しても、長年固定できておらず、センターラインに不安は残す
全般的な話をするのであれば、野手の控えを見ても明らかなように、過去の即戦力ドラフトのツケが出てきてしまっている、2016年以降、ドラフトを見てもわかるとおり、明らかに方針転換を図っているもの、不良債権といってもいいような選手たちがちらほらしている
オフには、岩瀬、荒木、浅尾といった黄金期を支えてきた選手たちが引退、過渡期であることには違いない、少なくとも今はAクラス入りへ向けての土壌を整える段階である
まとめ
1位 広島東洋カープ
2位 東京ヤクルトスワローズ
3位 読売ジャイアンツ
4位 阪神タイガース
5位 横浜DeNAベイスターズ
6位 中日ドラゴンズ
おまけその1 タイトル予想
首位打者 坂本
本塁打王 ソト
打点王 バレンティン
最優秀防御率 菅野
最多奪三振 菅野
最優秀中継ぎ フランスア
最多セーブ 石山
新人王 村上
おまけその2 千葉ロッテマリーンズの戦力分析
3人ぐらいに需要がありそうなので
他5球団はやらないので、比較できない以上点数はなし
先発
涌井、石川、ボルシンガー、有吉、酒居、二木、渡邉啓(社会人、2017年ドラフト5位、右)、種市(高卒、2016年ドラフト6位、右)、土肥(社会人、2016年ドラフト4位、左)、唐川、ブランドン、成田翔(高卒、2015年ドラフト3位、左)、岩下
リリーフ
益田、松永、内、大谷、南、レイビン、島(高卒、2016年ドラフト3位、右)、東妻(大卒、2016年ドラフト2位、右)高野(社会人、2015年ドラフト7位、右)、東條(社会人、2015年ドラフト4位、右)、中村稔(大卒、2018年ドラフト5位、左)
希望開幕スタメン
中 荻野
二 中村奨
右 角中
一 井上
指 バルガス
左 レアード
三 鈴木大地
遊 平沢/藤岡
捕 田村
控え
吉田、細川、清田、岡、藤原、安田、高濱、松田進(社会人、2018年ドラフト7位、ショート、右)、三木亮、菅野
総評
2年連続のBクラスに終わった2018年だったが、競合の末、未来の主砲である藤原を獲得、新外国人としてバルガス、レイビン、ブランドン、日ハムからレアード、丸のFA争奪戦に参加するなど、ロッテフロントにしては珍しく、働いてくれたように思う
まず投手に関して
想像以上というか、思った以上に駒が揃っていてびっくりした
涌井、石川、ボルシンガーは安定、有吉、酒居、二木がそこへ続き、期待株である種市と成田翔が控える先発、2016年ほどではないにせよ、益田を筆頭にしたそこそこ安定したリリーフ、悪くない
そろそろ涌井の年齢を考えると、次期エースの台頭が望まれることである、種市、二木、成田が候補に挙がるが、噂などを聞く限り、種市がプロスペクトであろう
続いて野手、角中と外国人頼みであった例年と比べれば、期待のできるラインナップになっていると思う
まず、井上の覚醒は非常に大きい、大松以来、待望の和製大砲である
中村奨も年々成績を上げつつあるし、平沢も飛躍的に選球眼が向上しており、ショートのレギュラー定着が期待される
控えにも、安田、藤原といった未来の主砲が控えているし、将来的に見ても悪くない、というか、彼ら2人(と平沢)のおかげで、即戦力ドラフトの失敗を補っている
ロッテは長年、即戦力、特に社会人中心でドラフトを組み立ててきた、このドラフトのいいところは、文字通り即戦力レベルの選手を獲得できること、短期的な戦力増強、短所は、初年度や2年目で上手く活躍できなければ、不良債権になりがちなこと(今の中日が悪い例である)
荻野や井上が出てきている分、中日よりは遥かにマシではあるものの、こういったドラフトを繰り返す限り、広島や西武のような、強力な野手陣を形成することは難しい
どこの球団を見ても、チームの強力な主軸となっているのは、高卒、大卒が多い
特に、大卒社会人がチームの主軸になっている例は過去10年を見ても非常に少ない、ぱっと思いつく限りでも、DeNAの宮崎ぐらいである、あとは井上
今のロッテの将来の野手展望はかなり単純で、平沢、安田、藤原を主軸、キャッチャーに田村を置き、即戦力や外国人で脇を固める、といった具合であろう
かつてのロッテの黄金期のオーダー、西岡今江福浦サブローフランコベニー李里崎小坂も、高卒の西岡今江福浦サブローが中心、脇を外国人(フランコ、ベニー、李)であったり、大卒や社会人(里崎、小坂)で固めるといった布陣であった(堀などの頼れるベテランもいた)
安田、藤原がまだレギュラーとは言えないものの、中村奨、井上と役者は揃ってきている
一方で、平沢、安田、藤原、彼らが出てくるときには衰えていると予想される、鈴木大地、荻野、角中、彼らの後釜をどうするのか
2018年は、ロッテにしては珍しく、高卒4人、大卒3人、社会人1人と、非常にバランスのよい指名をした(大卒や社会人が不作だっただけな気もするが)
平沢、安田、藤原、彼らがいくら逸材とはいっても、大成するかどうかはまだわからないし、彼らがダメだったとき、どうするのか
常勝軍団を築くためにも、今後のドラフトには要注目である、あと、フロントのやる気
今年の順位予想というところのみに焦点を置くのであれば、バルガスがどれくらい打つのか、角中や荻野が離脱しないか、平沢、種市、二木、成田が一皮むけることができるのか、キーマンは彼ら8人を挙げておく
Aクラス争いには食い込めるのではないかと予想する、西武、ハム次第では2位もあるんじゃないかな
ただ、外野が悲しいくらいにスカスカなので、去年のように角中と荻野が長期離脱するようなことがあれば、非常に苦しい戦いを強いられることになるだろう
おまけその3 パ・リーグ順位予想
1位 福岡ソフトバンクホークス
2位 北海道日本ハムファイターズ
3位 埼玉西武ライオンズ
4位 千葉ロッテマリーンズ
5位 東北楽天ゴールデンイーグルス
6位 オリックス・バファローズ
2位 東京ヤクルトスワローズ 78
投手 8.0
先発
ブキャナン、小川、原、石川、スアレス(新外国人)、清水(2018年ドラフト1位)、坂本光(2018年ドラフト5位)、 高橋奎(2015年ドラフト3位、左)、山中、館山、高梨(ハムからトレード)、寺原(ソフトバンクから獲得)、星
リリーフ
近藤、石山、中尾、風張、ハフ、梅野(2016年ドラフト3位)、大下(2017年ドラフト2位)、五十嵐(ソフトバンクから復帰)、マクガフ(新外国人)、久保拓(2018年ドラフト7位)
打線 8.0 守備 7.0
希望開幕スタメン
一 坂口
右 青木
二 山田
左 バレンティン
右 雄平
三 大引
遊 西浦
捕 中村悠
投 小川
控え
藤井亮、上田、畠山、川端、奥村、田代、荒木、廣岡、宮本丈(内野、2017年ドラフト6位)、村上(2017年ドラフト1位)、太田賢(ハムからトレード)、中山翔(内野、2018年ドラフト2位)、塩見(外野、2017年ドラフト4位)、西田
総評
一昨年の96敗から一転、2位へと躍進した
要因は、例年に比べれば怪我人が少なかったこと、復帰した青木が精神的支柱として働いたこと、いろいろあるが、決してフロックではないなと感じた
このチーム、2014年の印象をずっと引きずっていて、野手のチーム、投手はボロボロといった印象があったが、こうして真面目に調べてみると、思いの外、投手は揃っていて、野手がちょっと危ないチームだな、と思う
先発は、ブキャナン、小川、原の3人はリーグ屈指、後半戦結果を残した高橋奎、ハムから獲得した高梨、これだけ見ても悪くないし、そこに、新外国人のスアレスやドラフト1位の清水、ベテランの石川や館山らが控えるというなかなかの布陣である
リリーフも、守護神石山、復活を遂げた近藤、そこに中尾、風張、ハフなどが続く、こうしてみると、セリーグでも、広島や阪神に次ぐレベルの選手が揃っているといっていいだろう、梅野という有望株もいる
予め言っておくが、原はかなりの成績を残すのではないかと睨んでいる、後半戦の彼、正直言って打てる気がしなかった
一方で、野手に関しては、例年どおりの代わり映えしないラインナップであり、3~4年前であれば、文句ないリーグ屈指の布陣と言い切ることができたが、そうはいっても、年齢の問題がある
去年は、青木の復帰によって、長年の青木の穴が埋まったものの、いくら彼がとんでもない選手とはいえ、衰えの日はやってくる
今のスタメンを見ても、これから5年後も今まで通りの成績を残してくれそうなのは、山田、中村悠平、躍進を期待するとすれば西浦、しかし、他の選手はどうだろうか
これだけのメンバーである、後進育成が滞るのも仕方がないところではあるが、これが悪い方向に出てしまったのが、山田とバレンティンと坂口以外誰もいなかった、2017年の惨状である
それだけに、村上、廣岡、中山、塩見、特に村上にかかる期待は大きい、1年目の高卒で、2軍とはいえ、あれだけの成績を残したのは、近年だと、筒香、中田、大田ぐらいなもので、筒香を筆頭に、大成しているといっていい(大田は思っていたのと違うが)
2位にヤクルトを置いたのは、リリーフの差と、思った以上に先発が良かった、あと、オフの補強がかなり的確だったと思う
ただ、もうそろそろ野手の若手が出てほしいところで、そういう意味では巨人とは対照的かもしれない、怪我人が続出しないことを祈る
キーマンは、原、村上
3位 読売ジャイアンツ 77.5
投手 7.5
先発
菅野、山口俊、田口、今村、畠、ヤングマン、メルセデス、野上、高田、大江、岩隈
リリーフ
クック、吉川光夫、宮國、高橋優、鍬原、池田、谷岡、中川、桜井、マシソン、上原、田原
打線 8.0 守備 8.0
希望開幕スタメン
右 陽岱鋼
中 丸
遊 坂本
三 岡本
左 ゲレーロ
一 ビヤヌエバ
二 吉川尚輝
捕 小林/炭谷
投 菅野
控え
阿部、田中俊、山本、亀井、重信、中島、松原、和田、吉川大、石川、北村など
総評
4年連続のV逸、雪辱に燃える巨人は、原監督が復帰、ビッグネームの獲得、数々の功労者の引退と放出など、オフシーズンを賑わせてきた
中でも、印象に残るのは、丸の獲得、内海と長野の放出だろう
日本では、タブーとされてきた、功労者の人的補償外し、これをいとも簡単にやってのけてしまった
これは、これからもFAでどんどん選手を獲るよという姿勢を見せる、そして、功労者だろうとなんだろうと、直近の実績如何ではプロテクトから外すよ、という無言のプレッシャーをかける、この2つの意図があったと思う
巨人フロント、というか原監督だってバカじゃない、人気者の内海、長野を外したらどういうことが起こるのか、ファンがどう思うのか、そんなことは承知の上でやっていることは間違いない、先程述べた意図というのは、推測の域は出ないものの、そこまで的外れではないだろう
原監督は、血の入れ替え、競争、といってことを好むのは、第二次原政権を知っているものからすれば、自明であろう
例としては、2005年オフの江藤放出、2006年オフの仁志トレード、2008年オフの二岡トレードである
正直、俺も10年以上巨人ファンをやっているわけで、出始めの頃から見てきた、内海と長野の放出に心が傷まなかったわけではないが、ファンを辞めるという気にはならなかった
前置きが長くなったが、投手と野手、それぞれ見ていこう
まず先発に関して、これはセリーグトップクラスであると胸を張って言えると思う、隔年傾向にある山口俊がどうなるかは不明だが、大エース菅野がいるというは非常に大きい
終盤復調傾向にあった田口、やっと目が出てきた今村、期待の持てる投球をしてくれたヤングマン、メルセデス、有望株の畠、大江、高田
おそらく、クックとビヤヌエバとゲレーロの開幕1軍はよほどのことがない限り確定的であろう、ヤングマンとメルセデス、どちらか片方しか起用できないのは残念である
問題はリリーフ、2017年はカミネロ、マシソン、ときどき田原頼み、2018年はマシソン頼み、そして2019年、手術明けのマシソンにそこまでの期待をかけることは難しいだろう、ともかく、信頼のできる選手が、誰一人としていないのである
去年は、ブルペンの運用に問題があった、とは、田原が契約更改で声高に叫んだことではあるが、確かに、おかしかった、というのも、好投した若手を連投させて調子を落とし2軍→1軍に上がってきた選手が好投→連投させて調子を落とし2軍、こんなことをずっと繰り返し、最終的には誰も残らなくなってしまった、先発として結果を残していた山口俊をわざわざリリーフに再転向させたのは、とても苦しかったと思う
今年から投手コーチがまるごと変わり、どうなっていくかはわからない、しかし、他のセリーグ5球団と比べても、リリーフに非常に問題を抱えているという点は変わらない
ドラフトで、社会人でも獲るのかなと思いきや、今年1軍で見れそうなのは、ドラフト1位の高橋優だけだろう、今年の優勝というよりは、来年以降を見据えているような気がした
野手に関しては、とうとう岡本という、坂本に次ぐ巨人を担う選手が現れ、吉川尚輝、重信、田中俊が結果を出し、和田や北村が2軍で好成績を残したことを考えれば、例年よりははるかに明るい見通しが立っている
開幕スタメンを見ても、待望の丸獲得により、松本哲也以降長年不在だった正センターがようやく埋まったといっていいだろう、左打者なのもとても大きい
他が駄目でも、坂本、丸は結果を残してくれるだろうし、岡本が確変だったとも考えにくい
陽、ゲレーロあたりに過度な期待をかけるべきではないが、ここがダメでも、代わりがいる、というのはとてもうれしいことである
去年、俺はセリーグ予想で、「由伸巨人は、ドラフトとオフの動きから察するに、ベテラン依存、頼りない中堅からの脱却を図ろうとしている」ということを述べたが、まさにその通りの1年となった
阿部が捕手から退いた2015年以降、巨人にはどこか陰鬱とした、希望の光が見えないようなシーズンが続いていたが、ようやく、といった感じである
野村克也の言葉を借りれば、去年は種植え、今年は水やり、花が咲くのは来年以降だろう、今年が勝負の年だとは思えない
4位 阪神タイガース 76.5
投手 8.5
先発
メッセンジャー、ガルシア、西、岩貞、秋山、小野、藤浪、才木、浜地、青柳、斉藤友(2018年ドラフト4位、右)、馬場、 高橋遥、岩田
リリーフ
桑原、岩崎、ドリス、ジョンソン(新外国人、右)、能見、藤川、望月、岡本、伊藤和、島本、高橋聡、石崎
打線 7.0 守備 6.5
希望開幕スタメン
二 糸原/上本
左 糸井
右 福留
一 マルテ
三 大山
遊 北條
中 近本/中谷
捕 梅野
投 メッセンジャー
控え
鳥谷、陽川、伊藤隼、植田、俊介、坂本、板山、ナバーロ、島田、木浪
総評
17年ぶりの最下位に終わり、監督も変わった
調べていて驚いたのだが、阪神の監督交代1年目のシーズンは、1985年の日本一に輝いた吉田監督を最後に、全員Bクラスに終わっている、また、2004~2008年の岡田監督を最後に、5年以上監督を務めた人がいない
金本監督は、ドラフトや起用を見ても、長期的に見たチームビルディングを行っており、3年で任期を終えるというのは不本意な形だったであろう
往々にして、阪神に限らず、監督交代の際において、方針が前任者と異なっていることは多い、もちろん、チームが低迷してからの、方針転換でチームを上向きさせようという意図はわかる
しかし、最下位に終わってしまったとはいえ、金本監督のチーム運用、特に若手重用は全く間違っていなかったと思うし、和田監督時代とは異なり、楽しみな若手がポンポン出てきている
矢野監督が、金本イズムを受け継ぐことができるのか、ここが大きなポイント
続いて細かい所、まずは投手を見ていこう
パット見でも、先発、リリーフともにリーグトップクラスといえる、9.0にしなかったのは、圧倒的な投手がいないこと、ちょっとベテランが多いこと、この2点
圧倒的な投手がいないとはいっても、メッセンジャー、ガルシア、西、秋山、岩貞の5人は非常に安定しているし、6人目で藤浪や小野、才木、高橋遥あたりを試せるのは今後を見据えるという意味でも大きい
リリーフに関しても、セリーグ屈指といっていいだろう、ジョンソンが外れであったとしても、残りの選手でカバーできる範疇ではある
一方で野手は、新加入のマルテ、ドラフト1位の近本あたりが主な新戦力であるが、それでもマルテや大山への負担が大きいラインナップである
脇を固めるという意味では、梅野、糸原、北條など、いい選手がいるものの、全体的に長打力不足が否めない
マルテ、大山の頑張り次第ではあるが、毎年の阪神の外国人野手を思い浮かべる限り、過度な期待は禁物であろう
投手は豊富に有望株が揃っており、野手に関しては、毎年出てきては消え、出てきては消えを繰り返しているとはいっても、糸原、大山、北條、梅野など、揃ってきてはいる
将来の見通しはそこまで暗くないとも言えるが、投手に外国人枠を割く傾向にある以上、優勝を目指すのであれば、和製大砲の台頭は必須であろう、大山以外期待が持てそうにないのが悲しいところではあるが…
投手 6.5
先発
東、濱口、石田、今永、平良、京山、バリオス、飯塚、井納、上茶谷(2018年ドラフト1位、右)、大貫(2018年ドラフト3位、右)
リリーフ
山崎、砂田、三上、三嶋、バットン、エスコバー、笠井(2016年育成1位、右)、田村(2015年育成3位、右)
打線 8.0 守備 8.0
希望開幕スタメン
中 桑原将/神里
二 ソト
一 ロペス
左 筒香
三 宮崎
右 梶谷
遊 大和
捕 伊藤/嶺井/戸柱
投 井納
控え
倉本、柴田、中井、知野(2018年ドラフト6位、右の内野)、宮本、楠本、乙坂、細川、佐野
総評
一昨年は3位から、19年ぶりの日本シリーズと躍進したものの、2018年は、怪我人の続出、主力の不調などで3年ぶりのBクラスに沈んだ
目立った補強はドラフトのみ、支配下の新外国人の獲得はなし、後述するが、よくもわるくも先発次第となるだろう
まず投手に関して
リリーフに関しては、リーグ屈指と言ってもいいだろう、勤続疲労が不安視される選手も特におらず、怪我人が続出しない限りは、安牌といっていい
問題は先発である
まず、去年の新人王である東、一昨年結果を残した濱口が前途不明、本来ならエース格であるはずの今永が本来の姿とは程遠い姿を見せるなど、とにかく数が足りない
おそらく井納が先発に回るにせよ、広島、ヤクルト、巨人、阪神と比べて物足りないのは明らかであり、先発が試合を作れなければ、リリーフにつなぐこともできない
キーマンはドラフト1位の上茶谷とドラフト3位の大貫、去年結果を残した京山、飯塚、有望株の平良であろう
野手に関して
長年のウィークポイントであった二遊間に、昨年本塁打王を獲得したソトがセカンド、大和がショートを主に守ることで解消される部分はあるだろう、バックアップでは柴田や倉本が控えており、体力不足が目立つ、大和とうまく併用できるかがポイント
外野は梶谷がいつ復帰できるかが不安要素である、というか梶谷がいるといないとでは、打撃という意味でも、守備という意味でも大きく差が出る
控えの野手に関しては、細川の名前が上がることはあれ、これといった選手がいない、スタメンとの差が非常に激しい、とはいえ、選手層の問題は広島以外も抱えている
怪我人が出ないかどうか、梶谷がどうなるか、ここが大きなポイント
評価が低めになっているのは、やはり先発の枚数が足りないこと、本当に先発次第である、他の不確定要素が少ない、とも言えるが
野手に関しては、今が黄金期といってもいいが、もうそろそろ若手の有望株が出てきてほしいところではある
6位 中日ドラゴンズ 65
投手 5.0
先発
吉見、小笠原、笠原、柳、山井、小熊、大野、松坂、鈴木翔、藤嶋、勝野(2018年ドラフト3位、右)、石川、梅津(2018年ドラフト2位、右)、ロメロ(新入団、左)
リリーフ
鈴木、祖父江、佐藤、又吉、田島、福谷、岡田、福、ロドリゲス、R・マルティネス
打線 8.0 守備 8.0
希望開幕スタメン
右 平田
左 アルモンテ
中 大島
一 ビシエド
三 福田
二 高橋周
遊 京田
捕 大野
投 小笠原
控え
亀山、木下、杉山、阿部、石川、堂上、モヤ、遠藤、モヤ、松井佑、友永、滝野(ドラフト6位、右)
総評
打線の健闘むなしく、6年連続でBクラスで終わってしまった
オフにはエース格だったガルシアが流出してしまい、代わりにロメロを獲得したものの、やはり他球団と比べても、戦力不足感が否めない
一方で、根尾という将来のスター候補生の獲得には成功している
大きく穴となっているのは投手、特に先発はよくない
もともと足りなかったところに、去年ある程度働いた松坂がアクシデントで復帰時期未定、期待の藤嶋も血行障害で長期離脱
小笠原、笠原という将来のエース候補はいるものの、彼らが1番手、2番手にならざるをえないのは非常に厳しい
新加入の勝野や梅津、ロメロを込みでも根本的に枚数が足りない
リリーフは先発と比べればマシ、とはいいつつも、鈴木と佐藤、祖父江がそこそこやるかな程度であり、巨人と同レベルだと思う、リーグワーストクラス
一方で、野手のスタメンに関しては、平田がWAR芸人からの脱却、ビシエドが完全に日本球界に適応、アルモンテも来日1年目にしていい成績を残し、高橋周平や福田がある程度モノになりつつあるということを踏まえれば、リーグトップクラスといってもいいだろう
ただ、京田が1年目と比べて成績を落としており、大島もそろそろといった年齢に差し掛かっている、捕手に関しても、長年固定できておらず、センターラインに不安は残す
全般的な話をするのであれば、野手の控えを見ても明らかなように、過去の即戦力ドラフトのツケが出てきてしまっている、2016年以降、ドラフトを見てもわかるとおり、明らかに方針転換を図っているもの、不良債権といってもいいような選手たちがちらほらしている
オフには、岩瀬、荒木、浅尾といった黄金期を支えてきた選手たちが引退、過渡期であることには違いない、少なくとも今はAクラス入りへ向けての土壌を整える段階である
まとめ
1位 広島東洋カープ
2位 東京ヤクルトスワローズ
3位 読売ジャイアンツ
4位 阪神タイガース
5位 横浜DeNAベイスターズ
6位 中日ドラゴンズ
おまけその1 タイトル予想
首位打者 坂本
本塁打王 ソト
打点王 バレンティン
最優秀防御率 菅野
最多奪三振 菅野
最優秀中継ぎ フランスア
最多セーブ 石山
新人王 村上
おまけその2 千葉ロッテマリーンズの戦力分析
3人ぐらいに需要がありそうなので
他5球団はやらないので、比較できない以上点数はなし
先発
涌井、石川、ボルシンガー、有吉、酒居、二木、渡邉啓(社会人、2017年ドラフト5位、右)、種市(高卒、2016年ドラフト6位、右)、土肥(社会人、2016年ドラフト4位、左)、唐川、ブランドン、成田翔(高卒、2015年ドラフト3位、左)、岩下
リリーフ
益田、松永、内、大谷、南、レイビン、島(高卒、2016年ドラフト3位、右)、東妻(大卒、2016年ドラフト2位、右)高野(社会人、2015年ドラフト7位、右)、東條(社会人、2015年ドラフト4位、右)、中村稔(大卒、2018年ドラフト5位、左)
希望開幕スタメン
中 荻野
二 中村奨
右 角中
一 井上
指 バルガス
左 レアード
三 鈴木大地
遊 平沢/藤岡
捕 田村
控え
吉田、細川、清田、岡、藤原、安田、高濱、松田進(社会人、2018年ドラフト7位、ショート、右)、三木亮、菅野
総評
2年連続のBクラスに終わった2018年だったが、競合の末、未来の主砲である藤原を獲得、新外国人としてバルガス、レイビン、ブランドン、日ハムからレアード、丸のFA争奪戦に参加するなど、ロッテフロントにしては珍しく、働いてくれたように思う
まず投手に関して
想像以上というか、思った以上に駒が揃っていてびっくりした
涌井、石川、ボルシンガーは安定、有吉、酒居、二木がそこへ続き、期待株である種市と成田翔が控える先発、2016年ほどではないにせよ、益田を筆頭にしたそこそこ安定したリリーフ、悪くない
そろそろ涌井の年齢を考えると、次期エースの台頭が望まれることである、種市、二木、成田が候補に挙がるが、噂などを聞く限り、種市がプロスペクトであろう
続いて野手、角中と外国人頼みであった例年と比べれば、期待のできるラインナップになっていると思う
まず、井上の覚醒は非常に大きい、大松以来、待望の和製大砲である
中村奨も年々成績を上げつつあるし、平沢も飛躍的に選球眼が向上しており、ショートのレギュラー定着が期待される
控えにも、安田、藤原といった未来の主砲が控えているし、将来的に見ても悪くない、というか、彼ら2人(と平沢)のおかげで、即戦力ドラフトの失敗を補っている
ロッテは長年、即戦力、特に社会人中心でドラフトを組み立ててきた、このドラフトのいいところは、文字通り即戦力レベルの選手を獲得できること、短期的な戦力増強、短所は、初年度や2年目で上手く活躍できなければ、不良債権になりがちなこと(今の中日が悪い例である)
荻野や井上が出てきている分、中日よりは遥かにマシではあるものの、こういったドラフトを繰り返す限り、広島や西武のような、強力な野手陣を形成することは難しい
どこの球団を見ても、チームの強力な主軸となっているのは、高卒、大卒が多い
特に、大卒社会人がチームの主軸になっている例は過去10年を見ても非常に少ない、ぱっと思いつく限りでも、DeNAの宮崎ぐらいである、あとは井上
今のロッテの将来の野手展望はかなり単純で、平沢、安田、藤原を主軸、キャッチャーに田村を置き、即戦力や外国人で脇を固める、といった具合であろう
かつてのロッテの黄金期のオーダー、西岡今江福浦サブローフランコベニー李里崎小坂も、高卒の西岡今江福浦サブローが中心、脇を外国人(フランコ、ベニー、李)であったり、大卒や社会人(里崎、小坂)で固めるといった布陣であった(堀などの頼れるベテランもいた)
安田、藤原がまだレギュラーとは言えないものの、中村奨、井上と役者は揃ってきている
一方で、平沢、安田、藤原、彼らが出てくるときには衰えていると予想される、鈴木大地、荻野、角中、彼らの後釜をどうするのか
2018年は、ロッテにしては珍しく、高卒4人、大卒3人、社会人1人と、非常にバランスのよい指名をした(大卒や社会人が不作だっただけな気もするが)
平沢、安田、藤原、彼らがいくら逸材とはいっても、大成するかどうかはまだわからないし、彼らがダメだったとき、どうするのか
常勝軍団を築くためにも、今後のドラフトには要注目である、あと、フロントのやる気
今年の順位予想というところのみに焦点を置くのであれば、バルガスがどれくらい打つのか、角中や荻野が離脱しないか、平沢、種市、二木、成田が一皮むけることができるのか、キーマンは彼ら8人を挙げておく
Aクラス争いには食い込めるのではないかと予想する、西武、ハム次第では2位もあるんじゃないかな
ただ、外野が悲しいくらいにスカスカなので、去年のように角中と荻野が長期離脱するようなことがあれば、非常に苦しい戦いを強いられることになるだろう
おまけその3 パ・リーグ順位予想
1位 福岡ソフトバンクホークス
2位 北海道日本ハムファイターズ
3位 埼玉西武ライオンズ
4位 千葉ロッテマリーンズ
5位 東北楽天ゴールデンイーグルス
6位 オリックス・バファローズ
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