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2025年 ドラフト会議 振り返り セ・リーグ編

要望があったので

パ・リーグはちゃんと見ているわけじゃないので書いていない。ロッテはすごくよかった、とだけ言っておく。パ・リーグの来年の戦力分析を真面目にしたらそのあとで書くかも。

見ているポイントは、上位3名が

  1. チームの現状の補強ポイントかどうか
  2. チームのパワースパイクに沿ったドラフトかどうか
  3. 成功した場合の最大値が高いかどうか(先発タイプ、奪三振率が高い、センターライン、長打力がある、など)
これを10、20、30点の三段階評価で行い、全部30点だったチームは100点としたい。

ドラフト4位以降を考慮していないのは、長年の結論として、チームの勝利に影響があるのは上位3名までと考えている(イチローや山本由伸みたいな選手は稀)ので。気になるなら各球団の主力選手のドラフト順位を調べてみたらいいと思う。当たり前だけどプロのスカウトは見る目あるよ。

右左はあんまり関心ないです。

阪神タイガース:100点(30-30-30+10)

1位 立石 正広(大卒・内野手)

2位 谷端 将伍(大卒・内野手)

3位 岡城 快生(大卒・外野手)

4位 早瀬 朔(高卒・投手)

5位 能登 嵩都(独立・投手)

最高のドラフトを優勝チームが行ったということが本当に素晴らしい。

今年の阪神タイガースは大きなアドバンテージがあった。才木の流出込みでも即戦力投手に行く必要がまったくないのだ。そして近本・大山の年齢を考えると、強打の内野手、センターが一番の補強ポイントだった。

そこに大学No.1スラッガーかつ内野をユーティリティで守れる立石、強打の内野手谷端、センターをしっかりできる即戦力外野手の岡城という満点のドラフトを行った。

ファースト・サードがダブつくという懸念があるかもしれないが、そもそも佐藤輝明はライトに戻せばいいのである。そうすることで弱点のレフトに森下が行くことができるし、余ったら余ったでDHに回せばいい。

何度も言うが本当にいいドラフトだと思う。

横浜DeNAベイスターズ 70点(30-10-30)

1位 小田 康一郎(大卒・内野手)

2位 島田 舜也(大卒・投手)

3位 宮下 朝陽(大卒・内野手)

4位 片山 皓心(社・投手)

5位 成瀬 脩人(社・内野手)

ケイ、ウィック、オースティンの退団が確定的、ジャクソンも不透明となっている中で、全員大卒以上で固め、勝負どころは数年であるという意思のあるドラフト。

ただ、内野手・投手は間違いなく補強ポイントだが、去年のドラフトを含めてもちょっと即戦力に寄り過ぎているのが気にかかる上に、黄金期真っ只中の完全上位互換である阪神タイガースがいる。ドラフトというよりは外国人ガチャがすべてを決めると思う。

読売ジャイアンツ 50点(20-10-20)

1位 竹丸 和幸(社卒・投手)

2位 田和 廉(大卒・投手)

3位 山城 京平(大卒・投手)

4位 皆川 岳飛(大卒・外野手)

5位 小濱 佑斗(社卒・内野手)

6位 藤井 健翔(高卒・内野手)

初めに言っておくと、ほぼ竹丸のみの点数です。

1位で大穴の先発を取りに行ったのは良かった。岡本の移籍と(阿部政権では)リチャードが1番手になるファースト・サードの大穴を立石で埋めにいってもいいのではないか、という考えがあったかもしれないが、去年荒巻取ったし、石塚筆頭にプロスペクトはいるしどうにかなるだろうと思った。これはわかる。

しかし、2位で変則右リリーフ、3位でノーコン左リリーフを獲得。リリーフは先発候補で上手くいかなかった選手を回せばいいだけ、うまく行ったところでWAR1.0稼げるかどうかの選手を上位2人を費やして指名、申し訳程度に4位で穴の外野手を獲得したが、5位で12球団トップクラスに人が揃っているショートに俊足タイプの即戦力を獲得。頭を抱えてしまった。変則投手や俊足内野手を好むのは非常に阿部慎之助監督らしさが出ていると思う(けなしている)。これで大勢・ライデル先発お試しとかなかったらもうね、すごいよ。

さらにヤバいのは、岡本・グリフィンが抜けて即戦力ドラフトを展開したところ。確かに近年の巨人は高卒は基本的に育成枠でよい、という考えがある。しかし、何回も言うが勝率5割ギリギリで岡本グリフィンが抜けるチームが上位2人でリリーフを獲得するという字面、戦慄です。

ちなみに阿部慎之助はご満悦で100点だそうです。あなたは来年いなくなるからね・・・。

2位と3位を先発で考えているらしいので点数を30点から50点に上げた。ただ大学時代先発やってない投手なので先行き不安ではある。個人的にノーコンが嫌いというのもある。

中日ドラゴンズ 80点(20-30-30)

1位 中西 聖輝(大卒・投手)

2位 櫻井 頼之介(大卒・投手)

3位 篠﨑 国忠 (独立・投手)

4位 能戸 輝夢(高卒・外野手)

5位 新保 茉良(大卒・内野手)

6位 花田 旭(大卒・外野手)

怪我さえなければ石川昂弥次第にはなるが野手はある程度揃っており、1にも2にも3にも投手が弱点のチーム。巨人との点数の違いは2位でちゃんと大学で先発をやっていた櫻井を指名したことと、3位で明確なロマン枠を指名したこと。

余談にはなるが、4位で高卒野手というのはあまり聞かない(しかも甲子園など怪我でほぼ出ていない)。能戸 輝夢選手の評価が非常に高かったのではないかと推察され、個人的に期待しておく。ちなみに大卒以上が不作でもないのに、高卒で上位指名される選手、特に競合する選手は活躍がほぼ確約されてるといっていいです。ロッテの石垣投手、わかるよね。

広島東洋カープ・東京ヤクルトスワローズ

全部が補強ポイントなので100点です。

おまけ:調べてみて個人的に注目する選手(ドラフト1位は除く)

阪神:岡城

DeNA:島田

巨人:藤井

中日:能戸

広島:斎藤

ヤクルト:松川

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