スキップしてメイン コンテンツに移動

2019 ドラフト 簡単な考察 セ・リーグ + ロッテ

まず

なんでこっちに野球の記事を書くかというと、自信が全くないため。

前置き

今年もドラフト会議が終わった。

各々が一喜一憂していることだろう、あの選手が当たった、外れた、指名された、されなかった…などなど

俺個人はアマチュア野球を全く見ないので、今年も佐々木奥川森下ぐらいしか知らなかったけど、なんだかんだで17時からパソコンとにらめっこをし、巨人のくじ運の悪さにイライラさせられた一人である。


まず、どのように考察をするかだが、野球に関してズブの素人の以上、この選手のどこどこがいい、悪い、という風に書くことは不可能なので、この球団のドラフトの意図はどうで、補強ポイントと合致していたのか、オフはどのように補強を進めていくのか、そのような展望を書いていきたい


加えて、点数をつけるつもりもない

選手たち、スカウト、その他諸々の人間に対して失礼だと思うし、現段階でドラフトがよかったかどうかなんてわからない

今の球界を見ても、今年最優秀防御率のオリックスの山本由伸は高校ドラフト4位、巨人優勝の立役者の中川皓太はドラフト7位、阪神の鉄壁のリリーフの一角だった岩崎優もドラフト6位…他にも腐るほど例はある

一喜一憂するのも悪くないが、自分の知っている選手がいなかっただけでボロクソに言うのはやめましょう、いいことがない


ただ、ドラフト上位選手が各球団の主力を占めているのも事実だ

例えば、近年最も野手育成に成功している埼玉西武ライオンズの著名な上位野手を見てみよう


2008年 3位 浅村栄斗
2010年 3位 秋山翔吾
2013年 1位 森友哉 2位 山川穂高
2014年 3位 外崎修汰
2016年 3位 源田壮亮


現段階でいいわるいは全くわからない一方で、上位指名の選手が特に重要であるというのも事実である

投手なんかはもっと顕著だ 興味があるなら調べてみるといいよ

読売ジャイアンツ

1位 堀田賢慎 投手 青森山田高
佐々木に次ぐ東北の逸材。150オーバーの速球。
2位 太田龍 投手 JR東日本
山本由伸ら九州四天王の最後の一人。最速153キロと多彩な変化球。一部ではハズレ1位の噂もあった。即戦力ながら伸びしろもある。
3位 菊田拡和 外野手 常総学院高
茨城のバレンティン。長打力が高校生離れしている。守備範囲も悪くない。
4位 井上温大 投手 前橋商高
フォームがきれい。どれもまとまっているが現状発展途上。
5位 山瀬慎之助 捕手 星稜高
奥川の女房役。強肩が魅力。
6位 伊藤海斗 外野手 酒田南高
恵まれた体格、飛距離。

(インターネットで集めた情報を元にしている、以下略)

見て分かる通り、去年に続き高卒選手、それも特に素材型を集めた。以前の小兵ドラフトとは対照的である。

1年目から見られるのは2位の大田ぐらいであろう。

現状巨人には楽しみな若手の選手が多い。投手が少々怪しいものの、数はいる。

簡潔に言えば、巨人の素材型乱獲は、余裕があるからこそ、だろう。

オフは、即戦力投手を狙いに行くと思う。外国人枠のあまりはたくさんある。FAはわからない。

横浜DeNAベイスターズ

1位 森敬斗   内野手 桐蔭学園
走攻守三拍子揃った大型ショート
2位 坂本裕哉 投手 立命大
最速148キロ、高い奪三振能力が魅力の左腕。4年春のMVP。
3位 伊勢大夢 投手 明大
150キロ、右のサイドスロー。まとまっており器用な選手。
4位 東妻純平 捕手 智弁和歌山高
体は小さいながらも強肩とパンチ力のあるバッティング。スカウトによっては高校生ナンバーワンの評価も。
5位 田部隼人 内野手 開星高
荒削りながらスケールの大きさを感じさせる。理由は内緒だけどちょっと贔屓したい。分かる人には分かる。
6位 蝦名達夫 外野手 青森大
大型外野手。4年春にホームラン王、秋に首位打者を獲得。
7位 浅田将汰 投手 有明高
九州ナンバーワンとの呼び声もある。今年のU18ではカーブを武器に好投。

DeNAの指名方針はわかりやすい。

1位に長年の課題だった二遊間の補強へ、佐々木奥川石川を回避してまで指名した選手。よほど早急だったのだろう。

少々足りない投手を2位と3位、怪しい捕手を4位、5位以降は素材狙い。

懸念される筒香の後釜だが、筒香クラスになるかはともかく、伊藤、細川、楠本など楽しみな存在は多く、安易に筒香2世を指名しなかった、即戦力捕手を指名しなかったのは、根本的な解決にならないからだろう

場合によってはチームの主力を指名できたかもしれないドラフト。

オフはどうだろう、とりあえず伊藤光の残留に全力を注ぐべきだと思う、FAにしろ外国人選手にしろ、どの選手を獲ってもいい補強になる

阪神タイガース

1位 西純矢 投手 創志学園高
最速154キロ、変化球も一級品。ガッツポーズが話題に。野手としても非凡な才能を見せる。
2位 井上広大 外野手 履正社高
今夏Vの履正社の右の4番バッター。奥川からホームランを放つ。間違いなく高校生外野手トップクラスの存在。
3位 及川雅貴 投手 横浜高
佐々木、奥川、西と並び高校四天王と称されていた左腕。最速152キロの速球と切れ味鋭いスライダーが武器。
4位 遠藤成 内野手 東海大相模高
長打が打てる、走攻守揃った内野手。本職はショートだが、他のポジションも守れる器用さも。
5位 藤田健斗 捕手 中京学院大中京高
プロトップレベルに匹敵する送球が魅力、現状は素材型。
6位 小川一平 投手 東海大九州
高校時代は怪我に苦しみ、大学時代も数々の困難に直面した苦労人。最速149キロの速球と高速チェンジアップが武器。

投手王国、少々頼りない野手、補強ポイントが明確な阪神だったが、今年は珍しく高卒中心のドラフトになった。野手中心なのは予想通り。

西はもちろんのことだが、特に井上は喉から手が出るほど欲しかったのではないのだろうか。強打の外野手は大きな補強ポイントだった。

投手を全員高卒で指名できるのは、阪神の大きな強みだと思う。

オフの補強は、野手一点絞りじゃないかな、鈴木大地とか狙っているのでは。

広島東洋カープ

1位 森下暢仁 投手 明大
最速154キロの速球と多彩な変化球。大学ナンバーワン右腕。
2位 宇草孔基 外野手 法大
3年生以降急成長した、走攻守揃った大型外野手。1年目から見られるかも。
3位 鈴木寛人 投手 霞ケ浦高
角度と独特のスライダーが武器。将来が期待されるものの現状は素材型。
4位 韮澤雄也 内野手 花咲徳栄高
俊足巧打のショート。U18では3番バッターとして活躍。
5位 石原貴規 捕手 天理大
強肩に加え、今年の春は首位打者を獲得。
6位 玉村昇悟 投手 丹生高
質の良い速球が武器の左腕。

少々崩壊気味かもしれない投手、鈴木誠也以外少々迫力の欠ける打線を鑑みた指名。

大きな補強ポイントだった即戦力内野手を上位で指名しなかったのを見る限り、今年はそこに関しては不作だったのだろう。

FAは取らないと思うし、二遊間を守れる外国人が日本に来るとも思えない。来年もそこに苦しむ1年になると思う…菊池がFAで抜ければだけど。

中日ドラゴンズ

1位 石川昂弥 内野手 東邦高
高校通算55本塁打のパワーと潜在能力の高さが魅力の超高校級野手。
2位 橋本侑樹 投手 大商大
常時140キロ台中盤の速球を始め、即戦力とも期待される左腕。
3位 岡野祐一郎 投手 東芝
最速149キロの速球と多彩な変化球が武器の即戦力投手。
4位 郡司裕也 捕手 慶大
慶応大学で4番バッターを張った、打てる捕手。
5位 岡林勇希 投手 菰野高
最速153キロ。将来が有望視される。
6位 竹内龍臣 投手 札幌創成高
3年生で10キロ以上伸びた将来楽しみな選手。

かなりわかりすいドラフト。根尾に続き将来の中軸、かなり怪しい投手陣を踏まえ、即戦力投手2人を指名。

未だ過渡期といったところだが、野手陣は黄金期を迎えつつあり、今年のFA、外国人は投手を中心に力を入れていいと思う。Aクラスも狙えるのでは。

東京ヤクルトスワローズ

1位 奥川恭伸 投手 星稜高
巨人菅野智之を彷彿とさせる、非常に完成度の高い投手。高卒ながら藤浪以来の2桁勝利も狙える。
2位 吉田大喜 投手 日体大
最速151キロの速球と多彩な変化球が魅力の即戦力投手。リリーフ。実質1位クラスの力はあるはず。
3位 杉山晃基 投手 創価大
荒削りながら最速153キロを叩き出す。伸びしろのある選手。
4位 大西広樹 投手 大商大
マッスラ気味の速球を武器に的を絞らせない。まとまった即戦力投手。
5位 長岡秀樹 内野手 八千代松陰高
千葉ナンバーワンショート。守備力が大きな武器で、パワーもついてきた。
6位 武岡龍世 内野手 八戸学院光星高
坂本勇人2世と言われる。三拍子揃った大型ショート。

ヤクルトのドラフトもわかりやすい。即戦力投手を上位で指名、西浦がいるものの、将来的に見ても非常に不安なショートを2人高卒で指名。

2軍を見ても、非常に選手層が薄く、チームとしては苦しい時期だろう。FA選手を獲得するとは思えないが…現状捕手とセカンド以外どこも補強ポイント。

千葉ロッテマリーンズ

1位 佐々木朗希 投手 大船渡高
最速163キロ、文句なしの怪物。
2位 佐藤都志也 捕手 東洋大
4年春までに通算打率.331を残す強打の捕手。強肩も魅力。
3位 高部瑛斗 外野手 国士舘大
俊足巧打の外野手。選球眼も高い。
4位 横山陸人 投手 専大松戸高
サイドスローから切れのあるスライダーを放る将来楽しみな選手。
5位 福田光輝 内野手 法大
堅守と勝負強い打撃が魅力なショートだが、即戦力と見るべきではないかも。

別格の佐々木を指名できたのですでに勝ち。近年ゴロゴロ150キロを超える投手が出てきたものの、160キロ超えは別格といっていいだろう。藤浪晋太郎以来、高卒2桁も狙える投手である。(タイプは異なるが奥川も同様である)

正捕手の田村の存在も考えると、他の注目選手は高部だろう。近年の大社ドラフトの失敗、外野手がスカスカな事実を踏まえれば、来年のスタメンを張っている可能性すらある。

補強ポイントは強打のDH、投手ならなんでも。とりあえず鈴木大地と益田の残留に全力を尽くしたいところ(荻野は残留が確定的)

コメント

このブログの人気の投稿

2026セ・リーグ 総括と今後

阪神タイガース ダントツで優勝するだろうという周囲の期待とは一転、苦しいシーズンだった。コア5は健在であり、髙橋遥人が離脱せず、村上・才木と3本柱を形成、工藤の覚醒、チーム全体では指標でみても圧倒的だったが、藤川監督は災害だった。 大して打線のよくない巨人に無理をしてまで3本柱を当てまくりオーバーキルし、下位チームに取りこぼしまくる、昨年度独走したにも関わらず石井・及川を酷使し色々な選手を試さなかった結果のシーズン途中までのリリーフ崩壊、特定のリリーフの酷使、主力を休ませるという概念がない、頼りない上に代わり映えのない控え野手(岡田監督時代からの問題)。近本と石井の離脱はあったが、去年2位3位のDeNA巨人も主力の移籍ならびに怪我人が続出しており、言い訳にはならない。もし優勝を逃していれば、近年では工藤監督、立浪監督、岡田監督を凌ぐ歴代最悪の監督に名を刻んだことだろう。 来年の展望は明るくない。佐藤輝のメジャー移籍は確定的であり、才木もいなくなる可能性がある。2軍はダントツで弱く有望株が少ない。大山近本中野坂本の年齢による時限爆弾がある。流れとしては落合辞任後の中日、3連覇後のカープの同じ道を辿りつつある。黄金時代を築いたが主力の固定化で新陳代謝が進まず、凋落した例は枚挙にいとまがない。その中でコンスタントに優勝している巨人、ソフトバンクは補強を怠らず、穴を埋めた。野手ドラフト、外国人の大量獲得、FA市場参戦、このあたりはマストだろう。 読売ジャイアンツ 今年の読売ジャイアンツは災難続きだった。岡本とグリフィンがメジャー移籍、続出する怪我人(吉川、泉口、宇都宮、石塚、平山、浅野、門脇、小濱、浦田、ウィットリー、ハワード、山崎、戸郷、大勢、マタ)。強みであった二遊間が呪われたようにいなくなり、増田大が1軍に居座り続けたり、湯浅が昇格してきたときは頭を抱えた。加えて突然の阿部慎之助解任。その中で最終盤まで競っての2位。橋上監督はよくやった…というのが概ねの雑感になるだろうか。 しかし、巨人ファンから言わせてもらうのであれば、橋上監督が優れた監督は言い難い。色々問題があった前任がいなくなり、色々改善するところもあるかなと思いきや、大して変わらなかったところをみるに、阿部慎之助監督に問題があったというより、首脳陣全体として問題が合ったと言わざるを得ない。 橋上監督のよくなか...

品川祐という芸人が好きだった

 品川祐という芸人について まず申し上げておくと、品川庄司としての漫才、コントはほとんど見たことがない(別に庄司が嫌いというわけではない)。 私が品川祐という芸人を知ったのがTBS系「リンカーン」という20年前に始まったダウンタウンの番組だった。 当時の雛壇を調べているとすごいメンツが並んでるなぁと感心する一方で、そのメンバーの中でも品川祐は出演するたびに爪痕を残していた。 特に、ドッキリでひたすらに態度が悪い、言動が終わっているという点で爆笑を取っていた点が印象深い。リンカーン内の「最高芸人」という企画は本当によかった。 俺は面白いんだぞと出しゃばり、他の芸人の出番を奪ってまで出る執念、実力から現れる傲慢さ、明らかに他の芸人とは一線を画していた。 しかし、彼はいつからかテレビであまり見なくなった。いわゆる「おしゃくそ事変」あたりだろうか。 のちに本人が語る通り、傲慢さがテレビの外でも発揮されてしまった結果だろう。 その後、映画監督となり、料理人となり、何者かわからなくなっていた。色々なことで才能があったのだろうが、むしろそれが芸人としての彼にとって致命的だったのだろうか。 そんなとき、アメトーク「どうした品川」という名企画が放送された。いよいよ彼は戻ってきた…とそう期待していた。 だが、「嫌われ芸人」として一定の地位を確立しつつ、多才さを活かして色々な仕事をしているが、ギラギラしていて傲慢で不遜な品川祐はどこにもいなくなってしまった。東野幸治氏の気持ちが本当によくわかる。 最近ではクロちゃんやダイアン津田、みなみかわといった芸人が跳ねている。彼らは、求められる役を自然体で演じていて本当にすごいと思う。   そんな彼らを見るたびに、20年前の、熾烈な若手・中堅芸人の中でひときわ輝いていたあの品川祐を思い出してしまう。   今でも、あの頃の彼を惜しく感じる。

中日ドラゴンズは来年優勝するかもしれない

 今中日ドラゴンズは苦しんでいる 2位DeNA、3位巨人の主力の移籍により開幕前はAクラス予想も少なくなかった中日ドラゴンズ、しかし蓋を開けると現在3勝9敗の借金6。苦しい戦いをしている。 要因はハッキリしている。リリーフ。3年連続最下位だったのに酷使したツケを払わされているように感じる。負け方も印象に残るものが多く、自球団だけならいざしらず、他球団ファンからもやいのやいの言われている。 しかし、阪神はともかく、中日が残り4球団と比べてそこまで劣っているだろうか?私はそうは思わない。 中日のベストスタメン(怪我人込み)は以下の通り。 捕 石伊(怪我)・木下 一 サノー/ボスラー 二 田中幹 三 福永 遊 村松 右 上林(怪我) 中 岡林(怪我) 左 細川 スタメンだけなら阪神に次いでリーグ2位といっていい。ラインナップも若く、2018年以来の野手黄金期が到来していると思う。ベストメンバー以外にも花田、伸び悩んでいるが石川昂弥・ブライト・鵜飼・龍空・石橋らがいる。来年は守備が不安な細川をDHにしてボスラーや花田をレフトに置くこともできる(=DHへの準備ができている)。 先発も悪くない。 高橋宏斗、金丸、柳はどこの3本柱と比較しても見劣りせず、大野もモデルチェンジを経て復活、中西もスタッツ的には悪くない。櫻井はチーム事情でリリーフ転向したが、もう一人先発が出てくれば、いい先発陣を組めると思う。 問題はリリーフ。復帰直後もあって守護神である松山はピリッとせず、清水達也は怪我で出遅れ、安定していた橋本も怪我。指標の割にピリッとしない勝野、実績はあるが不調の梅野、藤嶋、斎藤。 これを見て思い出したのが2023巨人だった。打線、内野守備、先発陣はかなりよかったが、唯一リリーフの穴が多く特に序盤はとても苦しんだ。しかし、後半戦になって原監督がリリーフを整備し、翌年の優勝へとつながった。そう、リリーフは各ポジションのなかで最も整備しやすく、1年単位で立て直せることはザラにある。 今年の中日のやることは、おそらく優勝は難しいので、色々試して先発を揃えたうえで、先発落ちをリリーフにまわして整備すること(今の櫻井のように。少し早い気もするが)。いろいろな野手を起用して層を厚くすること。何より投手や主力に無理させず、3-4位ぐらいで終える(本当は最下位がベストだが敗退行為をしている...