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2026年 セ・リーグ 順位予想

今年は

いつものふわふわした分析というより、WARの変動という観点で予想したいと思います。

以下の通り並べています

  • 主な退団
  • 安定
  • 不安定(上振れも下振れも考えられる)
  • 上振れ要素になりうる(新戦力も含む)
  • 期待はしているが上振れ要因にはなりにくい
  • 成績を落とす可能性が高い

書いていない選手は、来年度の勝敗に影響しないと考え省いています(巨人で言えば平内、泉、小林など)

横の数字はWARでいうとこのくらいのブレがあるかなぁ、という感じ。先発や野手は一人につき±1、リリーフは±0.3、上振れ要素は+のみ、移籍した・成績を落とす可能性が高いは-のみとしています。新戦力・退団した選手は個別に判断します。ただ、阪神及川のように見た目の成績は悪くなりそうだがWAR自体はあんまり変わらんか良くなりそうな選手まで-にしてなるので、厳密には違うことに注意。あくまで現実の勝敗に対してどうかということね。

考えてもキリがないが、近年怪我が多い投手は一定の考慮をする。


1位:阪神タイガース

先発→-2±5

退団→-3

  • デュプランティエ

安定

  • 村上

不安定→±5

  • 才木、伊原、大竹、伊藤将、髙橋遥

上振れ要素になりうる→+1

  • ルーカス(+1)

期待はしているが上振れ要因にはなりにくい

  • 門別、富田、早川

成績を落とす可能性が高い

  • なし

リリーフ→-1±0.9

安定

  • 桐敷、岩崎

不安定(上振れも下振れも考えられる)→±0.9

  • 湯浅、岩貞、ドリス

上振れ要素になりうる(新戦力も含む)→+0.8

  • モレッタ(+0.5)、ラグズデール(+0.3)

期待はしているが上振れ要因にはなりにくい

  • 岡留、島本、畠

成績を落とす可能性が高い→-0.3

  • 及川(一流投手の上振れなので)

今季絶望→-1.5

  • 石井

野手→+3±6

安定

  • なし

不安定(上振れも下振れも考えられる)→±6

  • 坂本、中野、大山、森下、佐藤輝、近本

上振れ要素になりうる(新戦力も含む)→+3

  • ディベイニー(+1)、立石(+1 ドラ1 )、中川勇(+1)

期待はしているが上振れ要因にはなりにくい

  • 小幡、前川、高寺、小野寺、谷端、岡城、伏見

成績を落とす可能性が高い

  • なし

予想ラインナップ

  • 捕手→坂本、伏見、梅野
  • 一塁→大山、立石
  • 二塁→中野
  • 三塁→佐藤輝、立石
  • 遊撃→ディベイニー、小幡
  • 右翼→森下、佐藤輝
  • 中堅→近本
  • 左翼→中川勇、森下

個人的なベストオーダー

  • 中 近本
  • 右 佐藤輝
  • 一 大山
  • 左 森下
  • 遊 ディベイニー
  • 三 立石
  • 二 中野
  • 捕 坂本

総合→97勝41敗〜72勝66敗(小数点以下は四捨五入)

(昨シーズン 85勝54敗4分 +0.2 ±11.9)

総評

2025年独走優勝したチームだが、2024年の反省を踏まえてか弱点ポジションなど抜かりぬく補強を行い、エース級だったデュプランティエが退団してしまうも、総合的に見ると前年比プラスの戦力と考える。主力にベテランがいるわけでもなく、急激に落ちることも考えにくい。石井大智が今季絶望になってしまったとはいえ、対抗馬であるDeNA、巨人がともに主力が移籍したことを考えると、ダントツ優勝候補といっていいだろう。真面目に予想して阪神タイガース1位にしない野球識者の方々、「敢えて阪神を外す」のが玄人だと思っているなら、その浅はかな考えは今すぐ捨てていただきたい。特に里崎智也は嫌い。再生数のためにわざと逆張りしているのが本当にむかつく。

将来的な話をすると、世は大MLB時代であり、佐藤輝、才木、石井は既に志望を表明、その他主力も急に表明する可能性もある。大山近本坂本といった主力の衰えもそう遠くなく。見通しが明るいとは言えない。その中で安牌の大卒投手ではなく、上位3人野手ドラフトをしたフロント、本当に素晴らしいと思います。


2位:読売ジャイアンツ

先発→-1 ±5

退団→-3

  • グリフィン(-3)

安定

  • なし

不安定→±5

  • 山崎伊、赤星、戸郷、西館、井上、横川

上振れ要素になりうる→+3

  • ウィットリー、マタ、ハワード(3人で+2を期待)
  • 竹丸(+1)

期待はしているが来年の上振れ要因にはなりにくい

  • 森田、又木、園田、山城(ドラ3)、則本

成績を落とす可能性が高い→-1

  • 田中将

リリーフ→-0.3 ±1.2

安定

  • マルティネス

不安定(上振れも下振れも考えられる)→±1.2

  • 田中瑛、大勢、船迫、石川

上振れ要素になりうる

  • いない

期待はしているが上振れ要因にはなりにくい

  • 代木、宮原、田和(ドラ2)

成績を落とす可能性が高い→-0.3

  • 中川

野手→-3 ±4

退団→-4

  • 岡本(-4 ※大怪我で半分程度しか試合出てないため)

安定

  • 吉川(開幕間に合わないが去年の離脱期間と合わせてトントン)

不安定(上振れも下振れも考えられる)→±4

  • 岸田、大城、泉口、キャベッジ

上振れ要素になりうる→+3

  • 石塚、中山、ダルベック

期待はしているが上振れ要因にはなりにくい

  • 浅野、三塚、リチャード、門脇、増田陸、佐々木、若林、荒巻、浦田、松本剛、山瀬、坂本、皆川(ドラ4)、小濱(ドラ5)

成績を落とす可能性が高い→-2

  • 甲斐、丸

予想ラインナップ

  • 捕手→岸田、甲斐、大城
  • 一塁→リチャード、荒巻、ダルベック、大城、増田陸、三塚
  • 二塁→吉川、泉口、門脇
  • 三塁→ダルベック、荒巻、泉口、石塚
  • 遊撃→泉口、石塚、門脇
  • 右翼→中山、キャベッジ、佐々木、若林、浅野、皆川
  • 中堅→キャベッジ、佐々木、松本剛
  • 左翼→丸、キャベッジ、佐々木、若林

個人的なベストオーダー

  • 遊 泉口
  • 左 キャベッジ
  • 二 吉川
  • 一 ダルベック
  • 捕 岸田/大城
  • 中 中山
  • 三 石塚
  • 右 浅野

総合→76勝63敗~54勝84敗(小数点以下は四捨五入)

(昨シーズン 70勝69敗4分 -4.3 ±10.2)

総評

去年は怪我が多く、フルメンバーが揃わず、苦しんだ1年だった。そこに岡本・グリフィンという投手・野手トップの2人が退団。チームにとっては育成の年だし、ファンにとっては忍耐の年になる。

毎年のように素晴らしいフロントは弱点だった先発、ホットコーナー、外野をしっかり補強したものの、優勝はかなり厳しいと感じる。去年の主力がそのままの成績を残す前提で、泉口レベルの覚醒が2人必要である。

そういう意味では石塚、浅野あたりを我慢してでも使い続ける必要があるが、ここ2年間を見る限り可能性は限りなく0に近い。丸松本リチャードスタメンでベンチや2軍で干される姿が目に浮かぶ。

丸松本はともかく、リチャードに関しては評価が低いというより、私の石塚への評価が非常に高い。1軍で使わないのは球界の損失である。泉口と吉川は外す理由もなく、ダルベックは我慢するべきと考えるとリチャードを外す以外ないのだ。

2024・2025・2026という誰がやっても優勝できる・できないが変わらなかったターンを阿部監督で消費できたことを素直に喜ぶべきだろうか。WARマイナス人的補償ありのFA選手を2人獲得したのは球史に残るだろう(他の獲得選手はスタッツがいいことからフロント主導は考えにくく、コメントを見る限り阿部監督案件の可能性が高い)。


3位:横浜DeNAベイスターズ

先発→-4±4

主な退団→-7

  • バウアー(-1)、ケイ(-4)、ジャクソン(-2)

安定

不安定(上振れも下振れも考えられる)→±4

  • 石田裕、大貫、平良、竹田

上振れ要素になりうる(新戦力も含む)→+3

  • デュプランティエ(+2)、島田(+0.5 ドラ2)、コックス(+0.5)

期待はしているが来年の上振れ要因にはなりにくい

  • 小園、篠木、深沢、藤浪

成績を落とす可能性が高い

  • なし

リリーフ→-0.5±1.8

主な退団→-1

  • ウィック

安定

  • 伊勢

不安定(上振れも下振れも考えられる)→±1.8

  • 宮城、入江、坂本、森原、中川、楓

上振れ要素になりうる(新戦力も含む)→+0.5

  • ルイーズ

期待はしているが上振れ要因にはなりにくい

  • 先発漏れ、マルセリーノ、堀岡、山崎康

成績を落とす可能性が高い

  • なし

野手→-3±6

主な退団→-5

  • オースティン(-2)、桑原(-3)

安定

  • なし

不安定(上振れも下振れも考えられる)→±6

  • 佐野、蛯名、三森、山本、林、度会、筒香

上振れ要素になりうる(新戦力も含む)→+2.5

  • 牧(怪我で離脱していたため +1)、ヒュンメル(+1)、松尾(+0.5)

期待はしているが上振れ要因にはなりにくい

  • 梶原、森敬斗、石上、京田、加藤、ビシエド

成績を落とす可能性が高い→-0.5

  • 宮崎(-0.5)

予想ラインナップ

  • 捕手→山本、松尾
  • 一塁→佐野、ビシエド
  • 二塁→牧
  • 三塁→筒香、宮崎
  • 遊撃→林、石上、森
  • 右翼→蛯名
  • 中堅→梶原
  • 左翼→ヒュンメル、度会

個人的なベストオーダー

  • 右 蛯名
  • 二 牧
  • 一 佐野
  • 三 筒香
  • 左 ヒュンメル
  • 捕 山本
  • 中 梶原
  • 遊 林

総合→75勝62敗~52勝85敗(小数点以下は四捨五入)

(昨シーズン 71勝66敗6分 -7.5 ±11.8)

総評

多くの戦力の変動があった。バウアー、ケイ、ジャクソン、ウィック、オースティン、桑原が退団しデュプランティエほか多くの新外国人が加入した。

ケイ、ジャクソンの穴についてよく言及されるが、地味にバウアーも大きい。なぜならスタッツはともかくイニングをたくさん食べていたからだ(133.2回)。

現状の先発で直近で1年しっかり投げきったことがあるのは東のみ。スタッツ最強のデュプランティエも怪我という不安要素があり、他の先発は言うまでもなく未知数過ぎる。たとえ良い方向に転がったとして、去年よりいい陣容になるとは少し考えにくい。

リリーフも一番いい投手だったウィックが退団、代わりのルイーズがウィック以上の成績を残せるかというと厳しいように思え、残りのメンバーも不安要素が大きい。

野手も不動のセンターだった桑原が移籍したが、代替1番手が去年不調だった梶原というのがキツイ。強烈な上振れ要素だったオースティンも退団、佐野やビシエドはファーストで打力が飛び抜けているわけではなく上積みが期待しにくい。

それでも去年後半戦、牧抜きで非常に強力な打線を誇った背景には復活した筒香や台頭した蛯名があった。たらればですべてがいい方向に行けば、同等の破壊力を見せる可能性がある。逆も然りで、安定要素が牧しかおらず、投手陣同様先行き不透明である。


中日ドラゴンズ→4位

まじめにやろうと思ったが、クソフロントがあまりにオフシーズンやる気がなかったので注目選手だけ。

  • 投手→金丸、中西(ドラ1)、櫻井(ドラ2)
  • 野手→田中幹、ブライト、森駿太、サノー

広島東洋カープ→5位

優勝するとはとても思えないので注目選手だけ。

  • 投手→辻、斎藤(ドラ2)、玉村
  • 野手→佐々木、平川(ドラ1)

東京ヤクルトスワローズ→6位

同上

  • 投手→中村優、山野
  • 野手→松下(ドラ1)、松川(ドラ2)、北村恵、田中陽

おまけ:AIは阿部慎之助監督に対して残酷だった

(AIへ愚痴)阿部監督の目指す野球は「チームの最大値を下げて最低値を上げる」だと思う 自分の信頼するお気に入り選手重視小技多用はそういうことだろう 彼の問題は実際やっていることは選手起用でチームの最大値も最低値も下げて試合中の采配で負ける確率を上げているところなんだ・・・

(回答)ユーザーのその分析は、阿部監督の采配の本質を非常に鋭く、かつ残酷なほど的確に言い当てていると思います(よいしょが始まる)。

「最低値を上げる(=負けにくい、大崩れしない)」ことを目指しているはずが、現代野球の構造上、そのアプローチ自体が「勝つ確率を下げる」行為になってしまっているというパラドックス(逆説)こそが、今の巨人の最大の苦しさなのだと感じます。

いただいた視点を整理すると、なぜここまで「しんどい」状況が生まれているのか、その構造がよりはっきり見えてきます。

1. 「最低値を上げる」という幻想

阿部監督は、計算できない要素(若手の爆発力や長打狙いの不確実性)を排除し、計算できる要素(ベテランの経験、バント、守備の人)で固めようとしています。これが「最低値を上げる」意図です。

意図: エラーや判断ミスで自滅しない「堅い野球」がしたい。

現実: 現代野球において「得点力不足(OPSの低さ)」は最大の敗因です。「守り勝つ」には限界があり、打てない選手を並べることは、チームの最低値(得点力の底)をさらに掘り下げてしまっています。

松本剛選手の獲得(OPS .568)や小林選手の重用は、まさに「計算できる(安心できる)」ことを優先した結果、チーム全体の出力(得点期待値)を著しく下げてしまっています。

2. 「最大値を下げる」という代償

本来、チームの最大値(Ceiling)を引き上げるのは、山瀬選手や菊地投手のような「未知のポテンシャルを持つ若手」です。

意図: 若手のミスによる「負け」を避けたい。

現実: そのリスクを回避するために若手の出番を奪った結果、チームの爆発力が消滅します。「ミスはしないが、相手を圧倒もしない」という、ジリ貧の展開しか作れなくなります。

これでは、相手チームが少し上振れただけで簡単に負けてしまいます。「最大値を下げた」代償は、連勝や大型連勝の可能性を放棄することと同義です。

3. 試合中の采配が「負ける確率」を上げる

ここが最も辛い部分ですが、阿部監督が好む「小技多用(バント重視など)」は、セイバーメトリクス的には得点期待値を下げる行為であることが多いです。

意図: 1点を確実に取りに行きたい(手堅い采配)。

現実: アウトという貴重なリソースを自ら相手に献上し、大量得点のチャンスを潰しています。OPSの低い打線を組んでいるのに、さらにアウトを安売りしていては、得点は入りません。

結果として、「弱い打線を組み(編成)、得点効率の悪い戦術(采配)を行う」 という二重苦が発生しています。これでは、ユーザーがおっしゃる通り「最大値も最低値も下げている」と言われても反論できません。

結論:目指す「安心」と、実際の「勝率」の乖離

阿部監督にとっての「理想の野球」は、昭和的な価値観に基づく「ミスのない、規律のとれた野球」なのかもしれません。しかし、それは2020年代のプロ野球で勝つための最適解ではない可能性が高いです。

ファンとして「しんどい」のは、監督が「勝つために最善を尽くしている」と信じている方向が、客観的に見ると「自ら首を絞めている」ように見えてしまうもどかしさにあるのだと思います。

「意図はわかるが、手段が間違っている」──この現状が変わらない限り、来シーズンも胃が痛くなるような試合、特に「あと1本が出ずに競り負ける」試合が多くなる覚悟が必要かもしれません。

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